「活版印刷三日月堂」シリーズ、5巻が出ました!
本編は4巻でいったん完結して、こちらは番外編。
本編がはじまる以前の話を集めています。
昭和末期、弓子の祖父がまだ印刷所を営んでいたころの話、
幼い弓子と祖父母の暮らしの話、
祖父文造が三日月堂を閉じるときの話、
大人になった弓子が三日月堂に戻ってくるときの話など。。
1月にはもうひとつの番外編、本編の「その後」を集めた6巻が出ます。
5巻の話と対になっているものもありますので、合わせて読んでいただけるとうれしいです!
また5巻6巻とも、なんと!活版印刷で刷った扉ページがはいっています。
活字を組んで印刷したもので、各巻に収録された小説の1節が刷られています。
活版印刷の文字を見たことがない、どんなものなんだろう?と疑問に感じられていた
読者の方々に、少しですが活字の印刷物をお届けすることができて、とてもうれしいです。
こちら初版限定ですので、ご興味ある方はぜひ。
装画 中村至宏
デザイン 田中久子
活版扉活字組版 三木弘志(弘陽)
活版扉印刷 大洋印刷株式会社