新刊『菓子屋横丁月光荘 文鳥の宿』(ハルキ文庫)が出ます。
月光荘シリーズの三冊目。
空き家から出てきた三人官女がふたつしかないお雛さまの話。
大学時代の友人・田辺とともに川越の隣の川島町を訪れる話。
古書店「浮草」とともに、料亭を改築して新規オープンした宿「新井」のリーフレットを作る話。
という3つのお話が収録されています。
家の声を聞くことのできる人との出会いがあったり、意外な真実がわかったり、守人が今後の生き方を考えたり、、、いろいろ新展開があります。
表紙に描かれているのは川島町の遠山記念館。
わたしも今年のはじめに訪れましたが、びっくりするほど大きなお屋敷でした。
そして今回は守人が目を開けている!!
丹地陽子さんが描く守人はわたしの予想よりかっこよく、こんなだったのか!といつも驚きます。
6月15日発売です。
よろしくお願いします。
装画 丹地陽子
装丁 五十嵐徹