新刊『菓子屋横丁月光荘 金色姫』

『菓子屋横丁月光荘 金色姫』刊行されました!

シリーズ5巻目。

 

第1話「繭玉飾り」。「庭の宿・新井」で五穀豊穣を祈る伝統行事・繭玉飾りのイベントが開かれ、守人の友人・田辺の祖母で、守人と同じく家の声が聞こえる喜代も参加することに。

 

第2話「金色姫」では、思いがけない再会から祖母をめぐる大事な記憶がよみがえります。

 

第3話「丸窓」では、イベントスペース月光荘の本格オープンを目指す守人の姿が描かれます。

 

表紙に描かれている枝についた丸いものが繭玉飾り。

養蚕の歴史を中心に据え、不思議度高めな内容になってます。

執筆にあたり、川越の周辺地域をめぐり、桑畑、養蚕、機織りなどについて調べました。

近代日本を支えた巨大な生糸産業と、そこに携わった女性たち、そして糸を吐いて繭を作ってきた無数の蚕たち。

まぼろしのように消えてしまったそのころの生活に思いを馳せながら書きました。

 

装画・丹地陽子

装丁・五十嵐徹(芦澤泰偉事務所)

 

オンラインショップ。

 

 

ほしのたね、lotto140、爆弾低気圧との合同企画。読書と創作のワークショップ、140字小説コンテストなど。

 

フェリスの教え子たちの文芸サークル。

 


父・小鷹信光の単行本未収録の著作物。

 

 

よみうりカルチャー大森の140字小説講座受講生のサークル。「はまぐりの夢」を発行。

 

池袋コミュニティカレッジの小説講座受講生のサークル。